借金は計画的な返済が大事
借金を返済する上で絶対にやってはいけないのが、何となくお金を返すというものです。
この方法でも、もしかすると完済可能なのかもしれませんが、かなり遠回りの返済だったということに後から気づくこともあります。 借金を完済するという確固たる意思を持ったのならば、次にやることは返済スケージュールを設定することで、より具体的な計画を設定して、見事に完済を達成しましょう。 借金の返済スケジュールを立てる際には、まずどのくらいの期間で支払いを終えようとしているかを決めることが大切です。
この時の期間については、なんとなく期間を設定してしまいがちですが、より具体的な目標があると達成しやすいです。 例えば、5年後から新しいことを始めるので、それまでには借金をすっきりさせたい、これも十分な立派な目標となってくれます。
借金の返済を成功させるためには、借金のない楽しい生活を想像することが大切で、金利計算など以外にも重要なポイントはあるのです。 次に期間が決定したら、具体的にどのようにして返済資金を捻出していくのかという部分になりますが、まずは固定支出の見直しから行うべきでしょう。 食費や光熱費など毎月絶対に必要な支出を見極めて、それを徹底的に軽減していくのです。
また、収入を増やすためのアクションも必要になってきて、本業での収入アップは難しく、転職などを下手にしてしまうと収入がなくなってしまうということも考えられるため、ここは副業に頼るべきでしょう。
借金を減らすことを第一とした生活スタイルを
借金の返済スケジュールを考える場合には、一定以上のグレードを保ちつつ返済していくというのではなく、とにかく借金返済を第一に考えるのが基本となってきます。
全てを借金返済にまわし、一切楽しみのない生活を送る必要はありませんが、可能な限りの努力は必要です。 食費は切り詰めて、安価な食材を自分で調理して、外食はしない様にしましょう。 価格が安い食材でも栄養価の高いものは多くあります。
自分で調理すると時間が掛かってしまいますが、それでも外に食べに出て、また家に戻ってくる時間を考えたら、調理時間はさほどもったいなくはないはずです。 外食で食べた時に支払う料金のほとんどは、食材費と言うよりは人件費とテナント料です。
自分で作れば、人件費もテナント料も掛からないので、確実に外食の半額以下で同じような料理を作ることは出来るはずです。 出来上がった料理の味は、プロの料理人の腕には負けますが、自分の料理の腕を上げることと、調理レシピを増やすことが出来るというメリットもあります。
お金を節約するにしてもメリットを見出して、楽しみながらするのが節約を成功させるためのポイントです。 このように節約を意識して、借金返済をするためのスケジュールを立ててみてはいかがでしょうか。
充実したスケジュールが設定できれば、それだけ意識も高まります。 また、借金返済に関するコラムを読むこともお勧めします。 借金返済に関する多くの情報を入手することで、自分に合った効率的な返済方法を見つけ出すことができます。
貯蓄をしよう
誰でもお金は生活をする上でなくてはならない物であり、生きる上で必要な物という認識があると思います。
ですから大抵の方は、お金を増やすために仕事を頑張って収入を増やしたり、節約をして無駄な支出を減らす努力をします。 でも、一部の方は、お金は持ったら持っただけすぐに使うという人や、中には借金をする人までいます。
そういった方は、たぶん裕福な家庭で幼少期や青春時代を過ごしたので、お金の大切さが理解できていないのだと思います。 最近は、Eコマースと言われる電子商取引が盛んに行われています。 インターネット通販もEコマースの一部です。
Eコマースの特徴はネットに繋がったスマホやパソコンがあれば、簡単に欲しい物を購入することができるという事です。 ほとんどのEコマースでは決済でクレジットカードに対応をしていますので、クレジットカードがあればすぐに買い物をすることができます。
その結果、ネットショッピングで借金を作りすぎてしまう方が増えてしまいました。 クレジットカードの決済方法は後払いなので、クレカの利用は借金であることにはかわりありません。
ネットショッピングをし過ぎて、その借金返済に困っている方は、お金をできるだけ使わない様にして支出を減らす工夫をしましょう。 食費や電気代などは減らしやすいので、その部分から借金返済のために支出を抑えると良いでしょう。
ただし、食費を減らす場合は、安くても栄養価の高い食材を使う様に心がけることです。 お肉より、野菜中心の食生活をする様にするとお金をセーブできるし、体にも良いです。
一度、質素な生活が身に付けば、借金返済が終わった後も継続できるはずです。 そうすれは、今まで毎月借金返済で支払っていたお金分を貯蓄することができます。 [追記]
奨学金返済がきっかけで多重債務に
大学進学時には莫大なお金がかかるため、奨学金を借りていました。
奨学金といっても、借金であることには変わりありません。 金利も低く大学在学中に返済する必要はないのですが、学校を卒業して忘れた頃に借金返済がスタートします。 その額、締めて約400万円です。
月々の支払額は2万円程度だったのですが、就職活動が上手くいかず、給料も安く不安定な契約社員での入社しかできませんでした。 大学時から親元を離れて1人暮らしをしてそのまま就職したので、月々2万円の返済と言ってもなかなか大変なものがあります。 時には現金が足りなくなることもあり、キャッシングやカードローンに手を出すようになりました。
毎月のようにやって来る借金返済日ですが、どうしても金利が高い消費者金融の返済を優先してしまいます。 奨学金はあまり借金の自覚がなかったので、つい滞納してしまうようになりました。 それでも消費者金融のキャッシングでは支払い遅延など起こしていませんでしたので、特に問題がないと思っていました。
でもある時、奨学金を借りた団体から支払い督促がやってきました。 ペナルティも課せられた挙句、返済の一括請求を求められてお先真っ暗となりました。 自己破産も考えたのですが、保証人に迷惑かけたくないという一心でどうにか消費者金融分を任意整理しました。
何とか話し合いを進め、今は取りあえず奨学金の返済に専念しています。 奨学金といえども借金という意識をちゃんと持ち、約束通り借金返済していかなくてはいけないのだなと反省しています。 [追記]
借金返済での総量規制対象外の落とし穴!
総量規制が原因になって、年収の3分の1以上はキャッシングできなくなりました。
私の借金額も100万円を超えており、すでに総量規制にかかってたので、新規では借りられなくなってしまっていました。 そんなとき、銀行のカードローンは総量規制対象外という文字が目に飛び込みました。 銀行は貸金業ではないので、改正貸金業法の対象にはならないのだとか。
恐る恐る銀行のカードローンに申込んだところ、運よく30万円まで借金をすることができたのです。 銀行=安心という図式が頭の中にあったせいもあり、すっかり油断をしていました。 でもどんな借入先であっても、借金返済する人がダメだったら意味がないんですよね。 いくら総量規制対象外の銀行カードローンであっても、当然のことながら返済をしていかなくてはいけません。
銀行から借入した段階で借金の総額は軽く年収の3分の1を超えています。 つまり、自分の借金返済能力を超えてしまっているということになるのです。 最初は低金利のカードローンが利用できて嬉しかったのですが、時が経つに連れ返済が重くのしかかってくるようになりました。 年収の3分の1以上の借金の返済をしていくには、かなり気合を入れていかなくてはいけません。
それに気付いてからは意識をしてお金の節約をし、月々の返済額を増やすようにしました。 臨時収入が入ってもすべて借金の随時返済に回しています。 まだまだ残っていますが金利の高い消費者金融の分から集中的に返すようにし、何とか半分の額にまで減っています。 [追記]
借金をしたなら早期完済を
手持ちのお金が不足している時に便利なサービスと言えるのが、カードローンを利用した借金ですよね。 銀行系金融機関だと審査に時間がかかるという事が多かったようですが、最近は銀行系でも借金をするための審査時間がさほど掛からなくて済む会社が増えている様です。 カードローンは、文字通りカードなのでいったん作ってしまえば、お金が必要となった時にいつでも借金をすることが出来ます。 手軽に借金が出来るのですが、借りたものは返済しなくてはならないという事を忘れてはいけません。 借金で得たお金は、後日返済をする必要があるので自分のものとは言えないのです。
カードローンは使い勝手が良い反面、住宅ローンなどと比べると貸付金利が高い場合が多いです。 そのため、利息計算は1日単位で行われることが多いので、借入をした後は1日でも早く借金の返済をするべきです。 1日返済が遅れると、その分の利息支払いが増えてしまいますからね。 借金で借りたお金と言うのは、そういった性質の金銭なのです。 そのため、私が借金をした場合には、借入したその日から返済を1日でも早く終えることを念頭に置いて行動をしています。
毎月の生活で節約を行い、お金に余裕ができてお財布にお金が残ったなら、そのお金は繰上げ返済に使う様にしました。 1-2万円程度のお金なのですが、塵も積もればなんとやらで、借金の返済期間がかなり短縮できます。 あと、ボーナスが出た時も、本当に必要な物だけの購入にとどめて、残りのお金は繰上げ返済に充てました。 その他、注意すべき点は追加融資を受けないという事です。 折角、繰り上げ返済をしても新たに借金をしたら全く意味がなくなってしまうからです。 この注意事項は、厳守しないと最悪借金まみれという事にもなりかねません。
借金返済が進んでくると、生活にも余裕がでてくるため気の緩みが出てきます。 そういった時につい贅沢をしてしまい、その挙句に追加融資を受けると言った愚行を犯すのです。 少なくとも完済できるまでは、贅沢をしない事です。 ぐっとこらえて辛抱をする必要がありますが、借金でお金を前借りしたことによる反動なので、質素な生活で我慢をしなければなりません。 私自身も、たまに心が揺らぎそうになる事もあるけど、その時は、借金返済すべき残債を見て、自分は贅沢できる身分ではないと自分自身に言い聞かせています。 [追記]
親の借金を背負って自分も借金
私の親はギャンブル好きでした。 自分が働いて稼いだお金は自分のものと言わんばかりで、退職金もすべてギャンブルにつぎこみました。
ギャンブルといのは怖いもので、中毒性が高かったのか親は貯金がなくなってしまうと借金でギャンブル資金を賄うようになりました。 食べるものもなく、学校に行くお弁当の中身が大根だけなんてことも多々ありました。 哀れに思った友人がお金を貸してくれたり、お弁当のおかずを分けてくれたりしていました。 友人が貸してくれたお金で食べ物を買ったり、がけっぷちの生活でした。
親のギャンブル癖は一向に直らず、借金まみれになりました。 借金することを恥ずかしいとも思わず、借金したはしたで返済が追いつかず、消費者金融の返済の取立てが家までおしかけてきて、怯える毎日でした。 大学や専門学校に通うお金もなく、奨学金を借りる要件も満たすことが出来ませんでしたので、卒業後はすぐにアルバイトとして働き始めました。 しかし、高卒で働ける場所は限られており、たいした金額を稼ぐことは出来ませんでしたので、親が作った借金の返済にも全く金額が追いつきませんでした。
利息ばかりを支払っている状態で、きりがなかったので、自分自身も借金をするように親から言われ、私の名義で借金をしてそれを返済資金に充てました。 返済の仕方がもうめちゃくちゃでした。 親名義の借金はすべてなくなりましたが、私名義の借金はまだ何百万円も残っています。 ようやく正社員として雇ってもらうことができたので、これからは自分の借金を返済し、早く新しいスタートを切りたいと思っています。 [追記]
●参考サイト
借金返済の方法
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